細胞培養関連装置
細胞医薬品、ワクチンなどの製造では、培養容器として多層フラスコを用いる施設が増加しています。
多層フラスコを用いた培養では、重量のある容器のハンドリング、細胞観察、培養液の送排液、運搬を繰り返し実施することから、作業者への大きな負担となっています。当社の細胞培養関連装置では、作業者の負担が軽減され、人による製品品質のバラツキをなくすことができます。
規格、用途、量に応じてさまざまな機種があります。
- 対応フラスコ
- サーモフィッシャー製セルファクトリー
- コーニング製セルスタック、ハイパースタック
反転装置
- 特長
- 細胞培養における播種、培地交換、剥離、細胞回収の工程を自動化。
- 多層フラスコを複数個まとめて扱うことができる。
- 清浄度グレードB対応。
- お客さまの仕様にあわせてフレキシブルに運転が可能。
- 送液写真
- 剥離写真
- 回収写真
- 振とう動画
- 左右振動動画
- 前後振動動画
インキュベータ
ワケンビーテック製インキュベータとタイテック製インキュベータが当社の多層フラスコ搬送用台車と適合しております。
ワケンビーテック:https://www.wakenbtech.co.jp/product/post-7653
タイテック:https://taitec.net/
送排液ユニット
- 特長
- 反転装置とセットで使用することができ、多層フラスコへの培養液の注入/排出操作を自動化。
- 液体の流量と経路を制御し、複数の多層フラスコへ送排液が可能。
インキュベーションモニタリングシステム
- 特長
- インキュベータに入れたまま細胞状態の観察が可能。
- 撮影した細胞画像に対して細胞数や細胞密度などの計測が可能。
- 設定した周期に応じて自動撮影(タイムラプス)が可能。
- スキャナーとパソコン間は無線通信(Wi-Fi)のため、配線不要。
バイアル供給装置
- 特長
- 専用樹脂コンテナよりバイアルを取り出し、自動供給が可能。
- コンテナ段ばらし機構、段積み機構により専用コンテナは5段積みで処理可能、バイアル供給後に5段積みで返却。
- バイアルを1分間に400本以上処理可能。
- お客様が使用するコンテナ、バイアルに応じてカスタマイズします。
バイアル集積装置
- 特長
- バイアルを専用アルミケースに整列し、自動集積が可能。
- アルミケースは専用収納棚に5段で収納されコンベヤに搬送。
- バイアルを1分間に400本以上処理可能。
- お客様が使用するケース、バイアルに応じてカスタマイズします。